ダイヤモンド用語集
輝き ブリリアンス:
ダイヤモンドのトップを通って反射してきた白色光。ダイヤモンドを正しいプロポーションでカットすることによって、小平面(ファセット)からの光の反射を増やし輝きを最大限にすることができます。
ブリリアント・カット:
57の面を持つラウンド・ダイヤモンド。この形と面の配置が最大の輝き、きらめきそして美しさを得ると考えられています。
カラット:
ダイヤモンドのための重量単位。200ミリグラム、1グラムの5分の1にあたります。古代インドでは、計量のために個々の豆が同じ重さである希有な均等性を持ったイナゴマメが使われていました。今日の「カラット」という語は古代の「イナゴマメ」から派生したと考えられています。大粒のダイヤモンドは数がますます少なくなって、料金的にもずっと高価なものになっています。
透明度 クラリティ:
ダイヤモンドにおける「不純物」または内包物のレベルについての等級。
透明度の等級について:
FL = 無傷(フローレス) 訓練された者が10倍のルーペで見て内外ともに内包物が認められない場合。透明度において最も稀有で、最も高価と評価されます。 IF = 内部無傷 訓練された者が10倍のルーペで見ても内部に内包物が認められない場合。ただし、完成時に外部で多少の傷が生じることもあります。 VVS-1 = 極小内包物-1 通常10倍のルーペで訓練された者だけが内部に内包物を一つ認める場合。 VVS-2 = 極小内包物-2 10倍のルーペで訓練された者だけが内包物を認める場合。 VS-1 = 微少内包物-1 10倍のルーペで極小さな内包物が認められる場合。 VS-2 = 微少内包物-2 10倍のルーペで極小さな内包物がいくつか認められる場合。 SI-1 = 小量内包物-1 10倍のルーペで内包物が認められる場合。 SI-2 = 小量内包物-2 10倍のルーペで内包物がいくつか認められる場合。 SI-3 = 小量内包物-3 訓練された者が裸眼で内包物を認める場合。 I-1 = 内包物あり-1 裸眼で内包物が認められる場合。 I-2 = 内包物あり-2 裸眼ではっきりと多くの内包物が認められ、時として輝きにも影響を及ぼす場合。 I-3 = 内包物あり-3 裸眼ではっきりと多くの内包物が認められ、輝きだけでなく構造にも影響を及ぼし、ひび、欠けの原因にもなる場合。
くもり:
ダイヤモンドの内部に極小でも内包物があるとくもりの原因になります。小さなくもりは光の流れを邪魔しませんが、大きくなるか数が増えると輝きに影響を及ぼすことがあります。
カラー:
ダイヤモンドにおける微妙な色のトーンを記述するための等級。Dは完全に無色透明、最も稀有で高価な色となります。DからZまで見ていくと通常の色の尺度では、黄色かあるいは同時に茶色のトーンが強くなっていきます。特別な照明の下で訓練された目を持った者だけが等級の隣り合う色(例えばEとF)を区別することができます。一般の方でも少し訓練をすれば数等級離れた色(例えばEとH)の相違を認識することができるようになります。ピンク、赤、青、及びグリーンのようなファンシーカラーが年々発見されていますが、それらは非常に数が少なく、そのために驚くほど高価になっています。このようなファンシーカラーはカラーと価格の通常の尺度とは区別して評価されます。
カラーの等級:
D= 際立って白い E= 際立って白い F= 稀有な白 + G= 稀有な白 H= 白 I-J= わずかに色の付いた白 K= 色の付いた白 M, N-O, P, S-Z= 有色
カラット:
ダイヤモンドのための重量単位。200ミリグラムか、1グラムの5分の1に当たります。古代のインドでは、宝石の重量を測るためにイナゴマメが使われました。さやの中の豆がどれもほとんど同じ重量という希な特徴を持っていたからです。今日の「カラット」という言葉は古代のイナゴマメをあらわす「carob」から派生したと考えられています。
キューレットCulet:
ダイヤモンドの底面のこと。大きすぎない適当なキューレットを持つことが大切です。大きなキューレットの場合は光が漏れてしまい、石の底に穴があるように見えます。逆にキューレットが全くない場合は、ダイヤモンドの底部先端が傷ついたり欠けたりする原因になります。
カットCut:
一般には石の形状(ラウンド、ペア、オーバルなど)とメイク(ダイヤモンドがカットされた幾何学的プロポーション)の二つを表します。しかし形状にかかわらず、メイクがダイヤモンドのきらめきを決定する最も重要な要因です。
アイデアル・カット Ideal Cut:
完璧なプロポーションを持ったラウンド・カットで、この深さのパーセンテージとテーブルパーセンテージがきらめきと輝きの「完全な」バランスを生み出すと考える人もいます。最高級の研磨仕上げと対称性を持ち、最大の注意をはらって作業が進められたことが分かります。最高の技術者達が最高の美を引き出すために作ったものです。 アイデアル・カットは通常他のダイヤモンドより高価になりますが、その要因として三つの点が挙げられます。1)正確なカットを施すためにより多くの時間と技能が要求される。 2)需要が特に大きい。 3)理想的な割合を引き出すために原石において犠牲になる部分が大きくなる。
ベリー・グッド・カット Very Good Cut:
深さのパーセンテージ、テーブルパーセンテージともに非常に厳格な条件でカットされたダイヤモンド。これらの優れた割合がきらめきと輝きを最大限に引き出します。
グッド・カット Good Cut:
完璧ではないが、許容範囲内のプロポーションでカットされたダイヤモンド。一般的には非常に良いきらめきと輝きを持っていますから、すばらしいジュエリーになります。
フェア・カット Fair Cut:
完璧さという点では劣るプロポーションでカットされたダイヤモンド。切り落とす部分を減らして石の重量を最大限に残すために、きらめきと輝きが犠牲になったものです。グッドあるいはベリー・グッド・カットと比較すると安価になりますが、ダイヤモンドに期待されるきらきらした光り輝きは持っていません。
プア・カット Poor Cut:
プア(お粗末)なプロポーションでカット、仕上げられたダイヤモンドで、輝きがあまり感じられません。私たちはそのような石を良質のジュエリーには推薦致しません。
深さ Depth:
ダイヤモンド最上部のテーブル面から下部パビリオンの最先端キューレットまでの高さ。
深さのプロポーション Depth %:
ダイヤモンドの深さ(テーブルからキューレットまで)をダイヤモンドの幅で割った数値。深さのプロポーションはダイヤモンドの輝きときらめきを得るために非常に重大です。このプロポーションが大きすぎたり小さすぎたりすると、石から光線が抜け出しダイヤモンドはきらめきを失ってしまうのです。
アイ・クリーン Eye-clean:
裸眼でのフローレス、つまり裸眼では内包物が全く認められないダイヤモンドのこと。透明度クラリティの等級でSI-1以上の場合は、全てこのカテゴリーに入ります。
ファセット Facet:
研磨済みダイヤモンドのひとつひとつの面のこと。例えば、ラウンド・ブリリアント・カットの場合は、キューレットを含めて58のファセットを持っています。
ファイア または虹色の炎 Fire:
ダイヤモンド内部から反射する色の付いた光のこと。石に入った白色光は内部でちょうどプリズムのように虹の持つ多くの色に分けられます。カットの等級でベリー・グッドからエクセレントの場合にのみ、すばらしいファイアが得られます。取引の場合は「屈折」とかしばしば「分散」とも呼ばれます。
蛍光 Fluorescence:
紫外線を当てた時にあるダイヤモンドから発散される通常青みがかった輝きのこと。強い蛍光は避けるべきですが、弱い蛍光はダイヤモンドの外見に影響しません。実際、あまり高価でない黄色がかったダイヤモンドでも日光のもとではより白くあるいは無色透明に見せることができるために、ブルーのほどよい蛍光を好む御客様もいらっしゃいます。
ガードルGirdle:
ダイヤモンドの外周に当たる細い境界線のような部分のこと。ジュエリーの セッティングの際には、ダイヤモンドのガードル部分で固定します。ガードルは他の部分と同じように研磨・面取りされることもありますし、そのまま残される こともありますがその場合は少しざらついて見えます。見えないような小さな部分でも、手を加えればそれだけダイヤモンド全体の美しさに違いが生まれます。
内包物 Inclusion:
炭素のかす又は結晶構造の不規則な形としてダイヤモンド内部に残った不純物のこと。これらはくもり、ひび、より大きい石に含まれる小さな石、液体などの形で存在します。内包物は裸眼で認められる場合 (透明度SI-3か以下)もありますし、拡大鏡を必要とする場合もあります。内包物が少なく小さくなると透明度の等級があがり、希少性が増し価格も上昇します。
メイク Make:
完成したダイヤモンドのプロポーションと仕上げの質のこと。良いメイクのダイヤモンドは最高の輝きときらめきを引き出すプロポーションを持っています。メイクのグレードが下がると、石の中を通過する光が途中で分散されてしまい、炎のようなきらめきを減少させてしまいます。
パビリオン Pavilion:
ダイヤモンドの下半分、下部ガードルから底部キューレットまでの部分のこと。パビリオンが深すぎるか浅すぎると、光が漏れてダイヤモンドはきらめきと輝きを失います。
ポイント Point:
ダイヤモンドの重量単位のひとつ。1ポイントは100分の1カラットに相当します。0.50カラットの重さがあるダイヤモンドの場合、50ポイントの重さがあると言います。これはファセットの数とは無関係です。
ポリッシュ Polish:
石の外部仕上げに関する評価等級で、プアからエクセレントまであります。ダイヤモンドに最大の輝きに与えるためには、良いポリッシュが必要ですが、訓練しないと各等級間の違いは分かりません。
スパークル(きらめき) Sparkle:
いわゆる虹色の炎(散乱)と輝きの組み合わせのことで、ダイヤモンドを動かしたときに反射される光の総量を表します。私たちを含め、これを「きらめき」と呼ぶディーラーもたくさんいます。
シンメトリー(対称性) Symmetry:
全ての等級のカットにおいて、総体的な画一性に関する評価のこと。シンメトリーが劣っている場合は、光が分散して目に届かずきらめきと輝きが弱まります。私たちはシンメトリー等級でグッドからエクセレントまでのものを推薦致します。
テーブル Table:
ダイヤモンドのトップにある大きなファセット(平面)のこと。このテーブルが大きすぎても小さすぎても、全体としてしばしば不適切なプロポーションとなり、ダイヤモンドのきらめきと輝きを損なう原因となります。
テーブル・プロポーション Table %:
テーブルの最大値をダイヤモンドの直径(ガードルの直径)で割った数値のこと。テーブル・プロポーションはダイヤモンドのきらめきと輝きを引き出す重要な要素です。
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